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金糸雀堂  ‐自己満足(建築)写真サイト‐  日記と称して、ほぼ趣味の部屋です。
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20110301-01.jpg

OLYMPUS E-520 + ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 + MARUMI MC-UV

旧林家住宅の門をくぐると、目に飛び込んでくるのは

「起り(むくり)」(上方へ緩やかな膨らみ)のある切り妻屋根が印象的な母屋。

向かって左側、障子戸が納まっている方は、来客時に使用していた玄関で、

右手奥、小さく黒く開いている部分が、通常家族が使用する玄関だったそうです。

拍手


明治時代に製糸業を営む林家の住宅として建てられ100年以上を経たこの建物。

住居として使用されたのはほんのわずかの期間であったため、

敷居などの痛みが少なく、とても良い状態で残されているそうです。


20110301-02.jpg

OLYMPUS E-520 + ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 + MARUMI MC-UV

建物自体の痛みは少なくても、仕上げ部分においては使用期間に関わらず、

経年変化による痛みが付き物です。

中でも特に見ておかなければいけないのがここ。

主屋から中庭を挟んである離れの2階客間。

そこに壁・天井に貼られた「金唐紙」。

実際に貼られているものは当時のもので、色彩は失われ、箔もくすんでしまいましたが、

現在、当時のものが貼られた状態で見られる貴重なものだそうです。



20110301-03.jpg

OLYMPUS E-520 + ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 + MARUMI MC-UV


20110301-04.jpg

OLYMPUS E-520 + ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 + MARUMI MC-UV

1階の座敷には、使用された金唐紙を復元したものが展示されています。

金唐紙の歴史、作成方法などについても説明を聞いたり、パネル展示があったり。

「東京付近ですと、上野・旧岩崎邸で見る事が出来ますよ。」

と言うようなことを、おじさんは説明してくれました。

「岩崎邸で見ました!」とは言えなかった自分。なんとなく。


離れは内蔵と接続しており、1階部分は足元から冷えてくる程度でしたが、

2階は蔵造り、空気がしんと冷えている感じ。

当時の美しさを失っているとはいえ、蔵造りだからこそ、

紫外線等光による耐食・劣化をここまでに抑えられたのかもしれません。





拍手ありがとうございます♪

画集やら、展覧会のカタログやら、色々増えつつあります^^;

今回くっついてきたトランプは、勿体なくてまだ開封していないのですよ。

腹をくくって開封した折には、改めて写真に残したいと思いますw
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