188．きっとわすれない

あれはまだ、自分が小学生の頃。

近くの某自動車販売店の敷地内で

「○○○まつり」(○の中にメーカー名が入る)と称される

小規模ながらも結構充実した催しがありました。



縁日で見かけるような露店はもちろんのこと

電化製品などが当たるビンゴ大会、

白バイに乗っての記念撮影

地方局のテレビカメラが撮影に来たりと、なかなかの盛況ぶりでしたが！

忘れてはならないイベントがもうひとつ。

戦隊モノのショーが見られる！！



わざわざ○楽園まで行かなくても全然ＯＫ



当時放映中のヒーローが３人(５人中)来てました。

(「マスクマン」だったかな？当時は夕方放映してました。)

その時は本物だと思っていましたが、

今思えばただの全身タイツの人かも知れない…




そんなことは、さて置き。




話のあらすじとしては、観客の子供から人質がとられ

それをヒーローたちが救い出すというもの。(お約束)



問題は、そこではなく、敵方にあった！！！



敵方のほうも少人数で、確か４・５人。

黒の全身タイツで敵下っ端のお決まり通りに



ヒイィィィィィ！！！！



と奇声を上げ、奇妙な動きで飛び回ってました。

その中の内一人、とても大変なことになっていましたが。




股間に穴が開いている！！！！




全身タイツだから目立つのね、穴から覗く白いものが。

友達とショーそっちのけで笑ってました。

もう何年、十何年、何十年？経ちましたが、忘れられない。




この話にはまだ続きがあり、

それもまた衝撃的(笑劇的)でした。




まつり会場が、自動車の整備をしている工場ということもあり

ヒーローや敵方の方たちのために

ちゃんとした控え室が用意されるというわけでもなく

工場の片隅にブルーシートで覆いをつくっているのみ。




風が吹き、シートがはためくと、

中で和やかにしているヒーローと敵。



それってどうなの？！



今思えば笑えるけど、子供には難しいねぇ〜



そうそう、高校時代にも戦隊モノが流行りました。

そのときやっていたのは「星獣戦隊ギンガマン」。

なんと、あの照英がギンガブルーでドラマ(？)初出演。

でもね、当時の自分たちにはあまり好評ではなく…

ギンガレッドとギンガイエローで人気が二分されてました。


お二方とも、現在は芸能活動をされていないようですが…


教室の掲示板にチラシを張るなど

静かな熱狂振りでした。