822．薔薇いくたびか

1955年の邦画です。もちろん生まれる前の作品ですね

あんまり見たい番組がなかったのでCATVにしたら、

この映画を放送していました。

特に考えもせず見入る家族３人。

親はもう生まれているとはいえ、まだ小学生。

こんな映画見るはずもない（内容的に）。

でも、出演されている俳優さんは分かる様子。

説明されてもさっぱりでしたが。

説明を聞いて驚いたのは<色:#33ff33><太><大>船越（父）！</大></太></色>

若い！言われなきゃ判らなかったよ！

だって自分の記憶では既にポリデントのCM出てたし！！

で、映画の内容ですが基本的には恋愛ものね。

冒頭部分は見ていなかったので分からないですが、

主役の二人は芸大の受験会場で出会います。

女の人は受験生、男の人は受験する妹（南田陽子）の付き添い。

出合った時に名乗りあわなかったので、

名前も連絡先もわからないのに、互いに思い合う二人。

再開するまでに１年かかるのですが、

その間がもう、何と言うか、

ヒロインにとっては生き地獄のようでした；；

 

「足入れ」という風習。

結婚前にお嫁さんになる人がお婿さんの家に住まうのですが、

結婚するまでは、そのお嫁さんになる人を

実家に送り返してもかまわないというもの。

ヒロインがそんな感じで、大きなお屋敷に嫁いで行くわけです。

もちろん心は名前も知らない、受験会場で会った人にあるわけですが。

そして大きなお屋敷の相手の男の人が船越父。

これがもう、女の人にだらしない役で、

お女中さんに手を出したりして、これまたとんでもない役。

で、何かの拍子にヒロインが違う人のことを思っていると知り、

３日で追い出されてしまうわけです。

実家にも戻れず、東京（鶯谷）で友達と住んでいる間に

偶然思い会う人と出会うわけですが。

うまくいきそうな二人。

お相手のご両親に挨拶するまでになったのですが、

３日間のことを告白。

そして、相手の人がこう言うのです。

「結婚の条件として身の純潔を思っていたから結婚は出来ない」

意に染まぬ３日間の結婚とはいえ、あまりに可哀相なヒロイン。

 

東京を離れ新潟で職に就く、とヒロインの今後の話を聞いた

相手の男の人は、周り（とはいえ一部の人）に諭され

ヒロインを追いかけていくのでした。

もちろんハッピーエンドです。

 

これが大まかなあらすじですね。

興味があればちょっと探して見てみて下さい。

結構面白かったです